「ゾンビ触手持つ新型コロナウイルス…考えていたよりはるかに不吉なウイルス」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.28 12:07
新型コロナウイルス感染症を引き起こす「SARS-Cov-2ウイルス」が人体内の宿主細胞に浸透した後に触手を伸ばして周辺の健康な細胞までゾンビのように感染させるという研究結果が出た。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校が率いる国際研究チームは26日、国際学術誌の「セル」にこうした内容の論文を掲載したとロサンゼルスタイムズが報道した。
研究陣によると、新型コロナウイルスに感染した人体細胞はウイルスの命令によりさまざまな形の触手を伸ばし悪魔のような変形を引き起こす。感染した細胞はフィロポディア(糸状仮足)と呼ばれる細い糸形の触手を生成するが、この触手は周辺の健康な細胞に食い込んでゾンビを作るようにウイルスを感染させるという。