【コラム】ハノイ米朝会談「仲立ち」に不満…金与正氏、青瓦台に「裏切り者」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.25 12:07
金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長が自ら「言葉爆弾」と表現するほど激しく刺激的だ。A4用紙7枚分の長文には願望・誹謗を越えて呪いのような言葉までが登場する。「虫ずが走る振るまいをし、そのぶざまな姿は一人で見るのが惜しい」と文在寅(ムン・ジェイン)大統領を嘲弄する。脱北者が「兄妹の恨みが込められているようだ」と話すほどだ。17日の金与正第1副部長の談話のことだ。北朝鮮問題に対しては極限の忍耐を見せてきた青瓦台(チョンワデ、韓国大統領)も直ちに反応し、「無礼で非常識な行為」(尹道漢国民疎通首席秘書官)と返した。2年前に平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)特使として訪韓し、兄・金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「平和使節」と見なされた金与正は影も形もない。彼女が表面的な理由として出した対北朝鮮ビラ問題は昨日今日のイシューではないという点で、さらに深い背景と内部事情があると考えるしかない。いったいどこからこじれたのだろうか。
「ハノイへ向かう専用列車内から金正恩委員長はソウルで3回も電話をかけた。「『寧辺(ヨンビョン)さえ出せば間違いないのか』と、米朝首脳会談に臨むワシントンの戦略と雰囲気を文在寅大統領と青瓦台に問いただした」。