ハノイ会談の決裂後…「金革哲は銃殺、金英哲は労役、金与正は謹慎」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.31 08:29
北朝鮮が2月、ベトナム・ハノイで開催された2回目の米朝首脳会談が決裂したことに対する責任を問うて、金革哲(キム・ヒョクチョル)国務委員会米国担当特別代表らを処刑したことが分かった。
31日の朝鮮日報によると、北朝鮮情報筋は「金革哲特別代表は3月に外務省の幹部4人と共に取り調べを受け、平壌(ピョンヤン)美林(ミリム)飛行場で処刑されたと把握している」と伝えた。4人には「米帝に抱き込まれて首領を裏切った」という米帝スパイ容疑が適用されたと、この情報筋は伝えた。
この情報筋は労働党統一戦線部長を解任された金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長の近況については「慈江道(ジャガンド)で革命化教育(強制労働および思想教育)中」と伝えた。金革哲特別代表と共に実務交渉を担当した金聖恵(キム・ソンヘ)統一戦線部統一策略室長は政治犯収容所に送られたと話した。