外交安保専門家がみるハノイ米朝首脳会談 「最大の敗者は正恩氏、最大の勝者は…」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.01 10:47
ベトナム・ハノイで開催された2回目の米朝首脳会談の決裂を眺めるワシントンの外交安保専門家の評価は冷静だった。中央日報は会談の結果が出た直後、ワシントンの世論形成に影響力を及ぼす米朝関係専門家8人に対して緊急アンケート調査を実施した。大きく2つの反応に分かれた。「予想された決裂だった」と「決裂してむしろよかった」だ。
◆決裂の原因は
ハドソン研究所のパトリック・クローニン上級顧問は「トランプ大統領は金正恩委員長が『大胆なディール』をする意向があると誤解し、金正恩(キム・ジョンウン)委員長はトランプ大統領を『悪いディール』に導けると誤解した。双方とも判断を誤った」と分析した。