韓国港湾に新型コロナ防疫の穴…「電子書類だけで検疫後に入港」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 10:33
釜山(プサン)港甘泉(カムチョン)埠頭に入港したロシア国籍船舶で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による感染者17人が大勢発生し、港湾防疫に穴が開いたという指摘が出ている。電子書類だけで検疫が行われ、症状を見せる患者がきちんと通知されなかったためだ。埠頭の荷役現場で距離の確保など防疫規則もきちんと守られなかったことが明らかになった。
23日中央防疫対策本部と国立釜山検疫所によると、21日甘泉埠頭に停泊して荷役作業を行っていたロシア国籍の冷凍水産物運搬船「アイストリーム」(3403トン)乗船員21人の中で16人が陽性と判定された。