爆破・暴言にも、文大統領の回答は「忍耐」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.18 11:33
北朝鮮はこの日午前、金与正氏の談話をはじめとしてチャン・グムチョル統一戦線部長の談話、人民軍総参謀部報道官の発表、朝鮮中央通信の論評および報道などさまざまな形式の立場を発表した。金与正氏は文大統領を狙い、チャン・グムチョル氏は「韓国側当局とはこれ以上向かい合って座りたくない」と非難した。
韓国の合同参謀に該当する北朝鮮人民軍総参謀部はこの日、金剛山(クムガンサン)観光地区と開城工業地区に軍隊の再配備、撤収した非武装地帯(DMZ)境界警戒所(GP)への兵力の再展開、境界隣接地地域付近で各種軍事訓練の再開を宣言した。事実上9・19南北軍事合意の破棄だ。
複数の消息筋によると、この日、前方DMZ内一部の北朝鮮軍民間と警察警戒所(GP)部隊全員が鉄甲帽(防弾帽)をかぶって小銃に帯剣を装着した姿が陸軍監視装備に捉えられた。北朝鮮軍GP部隊は普段布で作った戦闘帽をかぶり、勤務に出る時に限って鉄甲帽をかぶるという。