北朝鮮の暴言で米朝関係も最悪だが…韓国与党、北朝鮮も関心を示さない終戦宣言推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.16 09:57
北朝鮮の相次いだ暴言で南北および米朝との関係が最悪に達している状況で、韓国国会が「終戦宣言」決議案を提出すると明らかにしてややもすると米国との対北朝鮮政策の連携に足並みが乱れる恐れがあるという憂慮が提起されている。
14日、共に民主党・正義党・開かれた民主党など与党系国会議員173人は6・15共同宣言20周年を迎えて「韓半島終戦宣言要求決議案」を国会に提出すると明らかにした。
しかし、米国は「北朝鮮の非核化の進展のない終戦宣言は不可だ」という確固たる立場を貫いている。消息筋によると、2018年9月文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の平壌(ピョンヤン)会談を控えて南北次元の終戦宣言を検討した。