【コラム】トランプ大統領一人だけの考え…韓国は弄ばれた格好(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.04 14:44
トランプ大統領が述べたG7体制の改革の必要性は、2008年のグローバル金融危機をきっかけにスタートしたG20体制にすでに反映された。ロシア外務省の報道官が指摘したように、G20があるにもかかわらずG11やG12を新しく作る理由があるのかという声が高まるしかない。それで出てきたのが中国排除論だ。
ホワイトハウスは韓国などをG7首脳会議に招待する理由を「中国の未来をどう扱うべきかを議論するために米国の伝統的同盟国を1カ所に集めようという意図」と説明した。トランプ大統領の招待は、新型コロナ責任論と中国の香港国家安全法の通過などで米中間に新冷戦様相が露骨化している状況で、反中・親米連帯に列に並べという招待状と解釈できる。