「親日」叫べば護衛武士が登場…よく似たチョ・グク事態と尹美香事態
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.30 13:16
「尹美香(ユン・ミヒャン)事態は予想通り第2のチョ・グク事態になるようだ」。陳重権(チン・ジュングォン)元東洋大教授が28日、フェイスブックでこのようにコメントした。共に民主党の尹美香議員(前正義記憶連帯理事長)をめぐる各種疑惑の陣営対決様相が昨年の「チョ・グク事態」の流れと似ているということだ。野党から「チョ・グク・フレームはもううんざり」(李泰珪国民の党議員)という評価が出る理由でもある。尹美香議員本人も「暴き立てられたチョ・グク前法務長官を思い出す」とコメントしている。尹美香議員と趙前長官の似た点、異なる点を比較した。
(1)親日フレーム
まず挙げられるのが「親日対反日」フレームだ。与党ではすでに12日、「尹美香議員(当時は当選者)に対する疑惑提起は親日・反人権・反平和勢力の最後の攻勢」(金斗官民主党議員)という評価が出てきた。「日帝と軍国主義にこびる親日メディア、『慰安婦は売春』という親日学者が総動員したようだ」という主張だ。金議員のほかの民主党議員16人も似た内容の声明で尹美香議員を支持する意思を表した。