「香港保安法」通過日…韓国外交部長官、米中対立には一切言及なし
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.28 15:23
最近の香港国家保安法の制定などをめぐり、米中間の葛藤が徐々に深刻化していることについて、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が28日、「我々にもたらされる挑戦を先制的に識別し、様々な状況や問題別に対応方向を検討する」とし、原則的立場を明らかにした。同日午前、韓国外交部庁舎で開かれた外交戦略調整統合分科会でのことだ。
康長官は、冒頭発言で米中対立が韓国の外交の核心的懸案だということを明らかにした。康長官は「最近高まっている国際社会の葛藤と波及効果に関する懸念が大きいということをよく分かっている」とし「韓国政府は関連動向を注視しながら、官民共同の下、その意味と影響を綿密に分析してきている」と述べた。