【社説】韓国政府は米中葛藤を乗り越える対策があるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.06 12:02
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)により世界がまた2つに分かれている。新型肺炎の発病と拡散の責任をめぐってだ。一方は米国を中心にした欧米、もう一方は中国だ。彼らは「新冷戦」といえるほど激しい対立を見せている。
新型肺炎に関連してドナルド・トランプ米国大統領は数日前「ぞっとするような失敗を犯した」と中国を批判した。マイク・ポンペオ米国務長官は「新型肺炎が中国武漢の実験室で始まったという巨大な証拠(enormous evidence)がある」と主張した。米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど英語圏5カ国の情報同盟体「UKUSA協定」が内部的に中国責任論を提起したという報道もあった。中国中央電視台はポンペオ長官の発言に対して「まともな精神状態でない」と応酬した。