米中・韓日の複合悪材料…韓国証券市場で時価総額49兆ウォン蒸発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 08:58
また「ブラックマンデー」を迎えた。5日の韓国金融市場は大きく波打った。株式と外国為替市場がともに冷え込んだ。ウォン相場は1ドル=1215ウォン台まで落ち込み3年5カ月来のウォン安水準に落ち込んだ。KOSDAQはこの日1日だけで7.46%下落しこの4年7カ月で最も低い水準まで落ちた。KOSPIも3年1カ月ぶりの安値水準を記録した。
再開された米中貿易紛争と日本の輸出規制など予告された悪材料にも市場はむなしく崩れ落ちた。決定的だったのは人民元の価値が1ドル=7元を超える「破七」だった。弱った韓国経済の素顔を表わすように市場は1日中苦しんだ。
この日ソウル外国為替市場でウォン相場は前取引日より17.3ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1215.3ウォンで取引を終えた。2016年3月9日に記録した1216.12ウォン以来3年5カ月ぶりのウォン安水準だ。ウォン相場はこの3取引日だけで対ドルで32.2ウォン下がった。