【コラム】コロナ直撃弾を浴びた青年のために=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.29 14:35
先月、ソウル江南(カンナム)のある高校生向け学習塾。20代後半の学習塾の講師はしきりに携帯電話を見ながらそわそわしていた。数日が過ぎても様子がおかしかった。さらに頭を抱えるような行動も見られた。「先生に何かあったようだ」と感じた生徒が授業の後、講師に静かに近づいて尋ねた。「先生、何かあったのですか」。
講師は「気にする必要はない」と答えながら、最後に「ああ、株価が…」と語った。新型コロナの影響で学習塾の休講が増えると、この講師は空いた時間にこれまでの貯金を株式に投資した。しかし「少し下がってからすぐに上がるだろう」という予想とは違い、暴落が繰り返されると、全財産を失うかもしれないという不安感からこのような行動が出たという。この生徒と保護者から聞いた話だ。