徐ギョン徳教授、ユネスコに「日本産業遺産情報センター」の歴史歪曲の是正を要求
ⓒ 中央日報日本語版2020.04.23 13:17
誠信(ソンシン)女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は日本政府が先月末、東京総務省第2庁舎別館に開館した「産業遺産情報センター」は朝鮮人の強制労働事実を記さないなど、歴史歪曲が深刻だと国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に是正を促したと23日、明らかにした。
産業遺産情報センターは世界遺産の「歴史全体を理解できる展示戦略」を求める世界遺産委員会の決議により設置された。世界遺産委員会は軍艦島(端島)や長崎造船所など近代産業施設を世界遺産として登録し、この施設で朝鮮人の人権を侵害して労働を強制したという苛酷な実状もともに紹介するよう勧告したことがある。