「ハッキング懸念」世界各国が「Zoom」禁止令、韓国教育部ではオンライン授業に推奨
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.10 10:17
韓国教育部が初めてオンライン授業として推奨していたテレビ会議プラットホーム「ズーム(Zoom)」に対して世界各国が次々と「禁止令」を下している。ハッキングの懸念があるうえ、データが中国政府の手に渡る可能性がある事実が伝えられて「チャイナリスク」が浮上したためだ。
7日(現地時間)、ブルームバーグによると、台湾政府は公共機関におけるズームの使用を全面的に禁止した。代わりにグーグルやマイクロソフト(MS)などのプラットホームの使用を勧告した。ドイツ外交部はこの日、職員にズームを個人用装備としてのみ使うよう勧告した。
これに先立ち、米国もニューヨーク市をはじめネバダ州やロサンゼルス(LA)の一部学校でセキュリティ問題を理由にズーム使用を禁止した。英国国防省もズームの使用を禁止した。北大西洋条約機構(NATO)は敏感な情報を扱う時はズームを使わないことにした。