韓国大手免税店2社、賃貸料負担で仁川空港の事業権放棄
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.08 19:43
韓国免税店業界大手のロッテ免税店と新羅免税店が仁川(インチョン)国際空港第1旅客ターミナルの免税店事業権を放棄した。新型コロナウイルスで空港免税店売り上げが90%急減した状況で賃貸料負担が足を引っ張ったと分析される。
8日の免税店業界によると、ロッテ免税店と新羅免税店は仁川空港と免税店賃貸借関連標準契約書を締結しないことにした。大手免税店が免税店事業権を取得した後賃貸料のため免税店運営権を放棄するのは初めて。DF7(ファッション・その他)事業権を獲得した現代百貨店免税店は予定通りに契約を締結した。これに先立ち先月9日にロッテ免税店は仁川国際空港第1旅客ターミナルDF4(酒類・たばこ)、新羅免税店はDF3(酒類・たばこ)事業権の優先交渉者に選ばれた。