「来店客、途絶えて久しい」テナント料も払えず、韓国免税店の屈辱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.27 08:47
26日午前、ソウルロッテ免税店小公(ソゴン)本店。今年初めには中国人の買い出し商人が溢れていたが、観光客は見当たらなかった。免税店の関係者は「来店客がぷっつり途絶えて久しい」と語った。
空路が途絶えたことで免税業界に不況の嵐が巻き起こっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の直撃を受けた航空業界に続き、免税業界が第2波の打撃を被る模様だ。過去に免税店事業権入札をめぐり大企業が熾烈な競争を繰り広げていたのは昔話だ。免税業界では「今年上半期の売上高が1年前の50%水準に落ち込みかねない」と懸念している。