エノキタケ輸出の韓国会社2社、食中毒菌検出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.19 07:59
最近、米国で韓国産エノキタケを食べて4人が死亡した事故に関して韓国政府が調査を行った結果、韓国輸出会社のエノキタケから食中毒菌が検出された。韓国農林畜産食品部と食品医薬品安全処は米国にエノキタケを輸出する会社4社を調査した結果、2社のエノキタケからリステリア菌が検出されたと18日、明らかにした。リステリア菌は髄膜炎などを引き起こして妊娠中に感染すれば流産を誘発する可能性もある食中毒菌だ。
これに先立って2016年11月から昨年12月まで米国では合わせて36人が韓国産エノキタケを食べた後、食中毒症状を見せた。この中で4人は亡くなった。米国疾病予防管理センター(CDC)は10日(現地時間)、リステリア菌に汚染された韓国産エノキタケを食べること、または販売することを控えるように警告し、米国食品医薬品局(FDA)は韓国産エノキタケの全量に回収(リコール)命令を下した。