【社説】「コロナ政治」に没頭して首都圏防疫の時機を失する…三次大拡散の阻止を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.13 09:30
決定を躊躇していた世界保健機関(WHO)が結局新型肺炎事態に対して昨日、「パンデミック」(世界的大流行)を宣言した。1958年香港インフルエンザ、2009年新型インフルエンザに続き歴代3番目だ。110カ国で12万人以上の感染者発生など被害が大きくなると取った手遅れの措置だ。
韓国では大邱(テグ)・慶北(キョンブク)が多少小康局面を見せるかと思ったら首都圏で9日から感染者が続出している。特に、ソウル九老(クロ)のコールセンターで感染者が100人以上発生した事件は不吉な兆しだ。彼らが出退勤に利用した地下鉄・バスなど公共交通路線について二次・三次次感染が広範にわたって起きる可能性があるという懸念も提起される。