韓国、新型肺炎11人目の死亡者…肝移植ために来韓していたモンゴル人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.26 08:16
ソウルの大型教会の副牧師から航空会社の乗務員や刑務官まで、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の地域社会内感染がさまざまな経路を通じて広がっている。免疫が弱い障がい者施設や療養病院の患者も引き続き発生していて市民の不安が大きくなっている。
25日、韓国疾病管理本部中央防疫対策本部によると、午後4時基準の感染者数は前日144人増の977人だ。大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)地域だけで計797人(大邱543人・慶尚北道254人)確認されている。この日、清島(チョンド)テナム病院の入院患者ら3人が亡くなって死亡者は11人に増えた。この中には最初の外国人死亡者となる30代のモンゴル人男性1人も含まれている。彼は肝移植を受けに今月12日に入国したものの、感染が確認されて明知(ミョンジ)病院で治療を受けてきた。しかし、もともと罹患していた末期腎不全などが悪化して亡くなった。