韓国、新型肺炎感染者が一日に22人増加…計53人(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.20 07:25
新天地教会本部のある果川市(クァチョンシ)でも症状が疑われる患者が発生した。キム・ジョンチョン果川市長はこの日「新天地大邱教会の礼拝に参加した新天地果川教会の信徒6人の中で果川市民1人が咽喉微細発赤(喉が若干腫れる症状)で保健所に申告した後、疑われる患者に分類されて検査を行った」と明らかにした。
この日、大邱・慶北地域で患者が多数発生することでこの地域の大型病院救急室が相次ぎ閉鎖された。慶北大・嶺南(ヨンナム)大・啓明(ケミョン)大トンサン医療院・大邱カトリック大救急室などが閉鎖されて事実上救急医療機能が麻痺した状態だ。大韓医師協会は「わずか10人余りの追加患者が発生する間に韓国の代表的な病院の救急室が相次ぎ閉鎖された。深刻な医療空白が発生しており、国民の健康に大きな脅威となっている」と明らかにした。万が一心筋梗塞や脳卒中など救急患者が発生すれば適時に治療ができないかもしれない。