新型肺炎を公式で解いた韓国物理学者「2月末99%到達、3月初め終了」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.13 10:08
韓国物理学者が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散が事実上2月末に止まると予想した。統計物理学で社会現象を分析する複雑系物理学者である成均館(ソンギュングァン)大学物理学科のキム・ボムジュン教授の予測だ。ソウル大学物理学科で博士号を取得してスウェーデン・ウメオ大学と亜洲(アジュ)大学を経て成均館大学で教鞭を取っている彼は著書『世情の物理学』(2015)、『関係の科学』(2019)などで有名だ。
キム教授は12日午前、ソウル市広津区(クァンジング)のあるカフェで行った中央日報とのインタビューで「現在までの分析によると、最終感染者数は5万1300人余り(12日基準)となり、拡散終了時点は99.9%を基準として2月29日」と明らかにした。拡散水準が99.99%に到達する時を基準として計算すれば3月8日だ。現在のような流れだと、2月末から3月初めには追加拡散が事実上終了するということだ。もちろん、これは中国政府が発表してきた感染者数が正確で、現在感染病の拡散のために注いでいる努力が維持されるという前提の下に可能な予測だ。