【現場から】チャーター便もマスク支援も日本より一歩遅れた韓国政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.29 06:40
韓国政府は新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の発源地である中国武漢に孤立した韓国人700人余りの帰国を支援するため、30~31日にチャーター機4便を投じるが、このときに武漢に向かうチャーター便を通じて官民合同でマスク200万枚などを用意して中国側に伝達する計画を28日、明らかにした。政府措置は日本と比べてどれも一歩ずつ遅れた。また、武漢肺炎拡散初期に政府が安易に対応して、先制対応に失敗したという指摘も出ている。
日本は政府と民間が足早に動いた。茂木敏充外相は26日、中国の王毅国務委員兼外交部長に電話をかけて慰労を伝える一方、対策を協議した。中国との緊密な接触を通じて、日本は28日夜にチャーター便を派遣し、武漢居住の日本人約200人を1次帰国させる。日本政府は中国政府と協議し、帰国を希望する武漢居住の日本人を今後も移送する方針だ。