映画『クローゼット』（キム・グァンビン監督）が世界５６カ国に先行販売された。

『クローゼット』は、引っ越した新居で娘が跡形もなく消えた後、娘を探しに出た父親のところに事件の秘密を知っているという謎の男が訪ねてきて繰り広げられるミステリーを描いた映画。２９日、『クローゼット』側は「韓国公開に先立ち、北米、南米、ドイツ、スペイン、トルコ、台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど世界５６カ国に先行販売された」と明らかにした。

また、『クローゼット』は北米（２月１４日）、香港・マカオ（２月２０日）、台湾（２月２１日）、シンガポール（２月２７日）、マレーシア（２月２７日）、タイ（２月２７日）など続々と公開日が確定し、国内の観客に続き、海外の観客にもお目見えする。

ＣＪ　ＥＮＭ映画事業本部のチェ・ユンヒ海外配給チーム長は「『クローゼット』は日常的な素材である『押入れ』を活用して恐怖心を刺激する点と固定ファンがいる俳優ハ・ジョンウ、キム・ナムギルが主役を演じたという点で、国内封切り前から海外のバイヤーの関心が高い」とし「現在も追加海外配給に関する協議が活発に行われており、２月に開催されるベルリン国際映画祭のフィルム・マーケットで紹介する予定になっているため、より多くの国の観客に会える可能性が高い」と説明した。

『クローゼット』は２月５日に韓国で公開される。