文大統領「武漢肺炎、過度な不安は控えて」…一日後に「全数調査」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.28 07:19
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の拡散について「(発生地である)中国武漢地域から入国した人々を対象に全数調査する方針を推進したい」と指示した。前日「国民も政府を信じ、必要な措置に対して過度な不安を持たないでほしい」という水準のメッセージを出し、野党から「月の国の大統領ののんきな話」という批判を浴びてから対応の度合いを一層強めたメッセージだ。
文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首席級参謀、国家安保室第1・2次長などと行った午餐会で「2次感染を通じて(状況が)悪化することに備えるために先制的な措置を取るべきだ」と指示したとユン・ドハン青瓦台国民疎通首席が伝えた。