주요 기사 바로가기

韓経:スト繰り返しに本社も支援中断…生死の岐路に立つ韓国中堅自動車3社

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.24 13:50
0
韓国GM、ルノーサムスン自動車、双龍自動車の外国系自動車3社が生死の岐路に立っている。これら3社の昨年の自動車生産規模は金融危機直後の2009年より少なかった。長期間の販売不振と構造調整、「労働組合リスク」などが重なった結果だ。

韓国自動車産業協会によると、現代・起亜自動車を除いた韓国GM、ルノーサムスン、双龍車の中堅3社は昨年70万7765台の自動車を生産した。不振だった2018年(80万2634台)に比べ11.8%減少した。グローバル金融危機直後の2009年(75万6725台)よりも生産台数が少ない。10年前の水準に戻ったのだ。

 
「生産の崖」を迎えた理由は複合的だ。2017年のTHAAD(高高度防衛ミサイル)国内配備に対する中国の報復に続き、18年の韓国GM群山(クンサン)工場閉鎖までが重なり、3年近く苦戦してきた後遺症が続いているという分析だ。労働組合の「習慣性ストライキ」も生産減少につながったと指摘されている。

今後がさらに問題だ。ルノーサムスンの日産ローグ受託生産は今年3月に終わる。年間生産台数のおよそ半分が消える。双龍車は新車も出せない。韓国GMもしばらくは生産台数を増やすのが難しい状況だ。危機は部品業界に転移している。ある部品会社代表は「中堅3社の不振が長期化すれば赤字に苦しんできた部品会社は持ちこたえるのが難しい」と話した。

ルノーサムスンのSM5、韓国GMのスパーク、双龍自動車のチボリ…。かつて韓国自動車市場で大ヒットした車だ。数年前まで韓国GM、ルノーサムスン、双龍車の外国系自動車3社は現代自動車と起亜自動車を緊張させる企業だった。しかしこれら3社の存在感は大きく弱まった。3社の自動車は2018年から「国内10大ベストセリングカー」に一つも入っていない。国内販売台数は2016年から3年連続で減少した。3社の昨年の輸出台数は45万6366台と、前年比で15.4%減少した。労働組合はストライキを繰り返し、大株主の海外本社は韓国での生産規模を減らしている。

◆ストライキ繰り返す労働組合

ルノーサムスン労働組合は基本給引き上げを要求しながら昨年末からストライキと交渉を繰り返している。2018年10月から昨年6月まで続いた労使葛藤の末、2018年度賃金および団体協約交渉を終えたが、労働組合は6カ月後にまたストライキに入った。会社側は2018年末に現在の労働組合執行部になった後、500時間近いストライキがあり、4500億ウォン(約420億円)規模の売上損失が発生したと明らかにした。

会社は基本給をさらに上げれば仏パリのルノー本社から輸出物量を配分を受けられないと訴えているが、労働組合は不動の姿勢だ。会社側はルノーサムスン釜山工場の平均賃金が世界のルノー工場の中で最高水準だと説明するが、受け入れられない。同社の労働組合はむしろ現代・起亜車と比較して賃金が低いと主張する。業界関係者は「ルノー本社が輸出物量を配分しなければ生存が不透明なルノーサムスンと、韓国1位で世界5位(販売台数基準)の現代・起亜車の賃金を比較するのは話にならない」と指摘した。

賃上げを要求中の韓国GMの労働組合は昨年の賃金団体交渉をまだ終えていない。同社の労働組合は昨年9月、会社が米国から輸入して販売するコロラドとトラバースの購入するなというキャンペーンをしようとしたが、世論の逆風を受けた。韓国GM労働組合は米ゼネラルモーターズ(GM)に編入(2002年)された後、初めて昨年、全面ストライキを強行した。

◆韓国工場に関心ない海外本社

グローバル自動車市場が低迷し、韓国GM、ルノーサムスン、双龍車の3社の海外本社はしだいに韓国に背を向けている。韓国に配分していた物量を抜くなど投資に消極的だ。ルノーは欧州地域工場を、GMは米国および南米地域工場を優先する姿だ。一部の専門家は「GMとルノーは韓国をいつでも撤収できる生産基地と見ているようだ」と憂慮した。

双龍車の大株主、インドのマヒンドラは支援意志が弱まったという分析も出ている。マヒンドラは昨年7-9月期まで11期連続の赤字で危機を迎えている双龍車に2300億ウォンを投入すると発表したが、韓国政府と産業銀行の投資(約2700億ウォン)が先にあるべきだという前提条件を付けた。業界では3社の海外本社が韓国に背を向けているのは結局、後進的な労使関係のためだとみている。ある外国系自動車企業の関係者は「強硬な労働組合のストライキが日常化している韓国に対して生産物量を追加で配分するのは難しい」と指摘した。

◆国内消費者の期待に及ばず

韓国GM、ルノーサムスン、双龍車の3社が韓国の消費者の期待に応えていないという指摘も多い。韓国消費者は広い室内空間と洗練されたインテリア、最先端の便宜仕様などを望むが、3社はこうしたニーズに対応できていないということだ。新車発売の周期があまりにも長いため急変する自動車業界のトレンドを適時に反映できない点も、販売不振要因の一つに挙げられる。昨年、現代・起亜車はグレンジャーやパリセードなどの新車を出し、販売台数を伸ばした。外国系3社は大衆的に人気がある「ボリュームモデル」を一つも出せなかった。業績悪化で研究開発(R&D)費用が不足し、新車発売周期が長くなり、自動車販売が減り、R&Dに資金を投入できないという悪循環が繰り返されている。今年も目を引くような新車がない。一部では「こうした状態が続けば外国系自動車3社は5年後に正常に運営されているか分からない」という悲観的な見方が出ている。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP