中国シャオミ、新製品を2年連続でサムスンと同日公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.22 16:53
韓国のサムスン電子が翌月11日、米国サンフランシスコで「サムスン ギャラクシー・アンパックド2020(Samsung Galaxy UNPACKED 2020)」イベントを開催して、次期作であるGalaxy(ギャラクシー)S20とGalaxy Zを公開する。ところで中国スマートフォンメーカーのシャオミ(小米)もこの日を新製品公開日に決めた。偶然の一致とは考えにくい。2年連続でサムスンと同じ日に自社製品のアンパックド日をぶつけてきたためだ。
シャオミはフラッグシップモデル「Mi 10」を翌月11日に公開した後、14日から販売する予定だ。フラッグシップ製品ということで、クアルコムの次世代AP(アプリケーション・プロセッサ)のSnapdragon(スナップドラゴン)865が搭載されており、5G通信をサポートしている可能性が高い。Galaxy S20もスナップドラゴン865が搭載される。アンパックド日はサムスンと同じだが、米国と中国の時差を勘案すればシャオミが先に新製品を公開することになる。昨年、Galaxy S10のアンパックドイベント日にもシャオミは「Mi 9」を公開してサムスンと日を合わせた。
シャオミはグローバル・スマートフォンのシェアだけでみると1位のサムスンには遠く及ばない。市場調査機関ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、昨年7月-9月期のスマートフォン販売量はサムスン電子(7820万台)、ファーウェイ(華為)(6670万台)、アップル(4560万台)の順で、シャオミ(3230万台)は4位にランクインした。だが、インド市場だけを別に見れば話は変わる。インドだけはシャオミはサムスンはもちろん、ファーウェイとアップルを圧倒している。カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチによると、シャオミは2016年だけみればインドで3%の市場シェアを誇り、サムスン電子の25%に達しなかった。