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83円持って日本に渡った文学青年…カバンひとつ持って帰国し韓国ロッテ設立(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.20 09:30
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◇風船ガムから123階タワーまで…「大韓海峡の巨人」

65年の韓日修交により経済交流が活発になり辛格浩名誉会長は韓国に逆進出した。67年に資本金3000万ウォンで韓国に創立したロッテ製菓は70~80年代を経てロッテグループの強固な柱になった。製菓創立直後に主要日刊紙に出した広告には「『品質本位、薄利多売、労使協力』を基に企業を通じ社会と国に奉仕することが企業理念」と明らかにすることもした。

 
辛名誉会長はあるインタビューで、「51年から始まった韓日会談の進行過程を関心を持って見守り、祖国のために何でもしなければならないと考えた」と打ち明けた。ロッテ関係者は「母国に対する投資計画は50年代にすでに芽が出ていたため、すぐに韓国に渡り事業を始めることができた」と話した。

ホテルロッテの建設は朴正熙(パク・チョンヒ)大統領(当時)の指示で始まったという。70年にロッテガムから鉄粉が検出され製造停止命令が下されると朴大統領は辛会長を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に呼んだ。朴大統領は騒動をもみ消す代わりに「ホテルロッテを作って経営せよ」と条件を付けた。

地下3階、地上38階建ての1000室以上の客室を備えたソウル・小公洞のロッテホテル建設には京釜(キョンブ)高速道路建設費より多い1億5000万ドルが投資された。70年代のソウルに「東洋最大の摩天楼」を作るという発想は無謀に見えたが、6年間の建設の末に現実となった。辛格浩はホテルロッテを「血肉」と考えるほど愛着を注いだ。

辛格浩名誉会長が流通業と観光業に関心を持った理由は、「特別な資源を入れなくても外貨を獲得できる事業」(ロッテ50年史、2017年)だったためだ。75年にすでに10階建て規模の百貨店を建てて外国人観光客を対象にした免税店を含めなければならないという報告書を作った。79年12月17日のロッテショッピングセンター(現ロッテ百貨店)開館日にはソウル市民30万人が集まった。当時首都圏の人口は800万人だった。ロッテショッピングセンターは開店100日で入場者数1000万人の記録を立てた。その後ロッテの観光・流通業は2000年代に韓流ブームに乗り急成長した。

79年に公企業だった湖南(ホナム)石油化学(現ロッテケミカル)を買収した辛名誉会長は、90年代中盤に現在のロッテを支えるもうひとつの柱を用意した。通貨危機の余波で構造調整に入った韓国の石油化学産業部門で積極的な買収を成功させてだ。

超高層ビルに対する辛名誉会長の執念は「ソウルのランドマーク」にしようと考えた123階建てのロッテワールドタワー建設につながった。88年から「第2ロッテワールド事業」という名称で始まった超高層ビルプロジェクトは数回白紙化されたが辛名誉会長は未練を引っ込めなかった。結局2011年に最終承認され2017年に完工した。ロッテワールドタワーは昨年基準で1億人が訪れたソウルの名所になった。

辛名誉会長は現場と数字を徹底した。記憶力が優れていた。シャトル経営で韓国にいる時はロッテホテル34階の執務室で毎日さまざまな系列会社代表から報告を受けた。関連する数字をすぐに返答できず資料を探せば激しい叱責が落ちた。77年にロッテに入社した蘇鎮世(ソ・ジンセ)ロッテグループ顧問(校村会長)は辛名誉会長について、「本当に厳格で几帳面だった方」と話した。蘇顧問は「ロッテホテルを建てる時は日本から持ってくる各種資機材とイスの数までひとつひとつ把握していた」と話す。

辛名誉会長の現役時代に明確に整理されなかった後継構図は不和の種になった。2013年ごろから辛名誉会長の健康が悪化し、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)現ロッテグループ会長と辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前ロッテホールディングス副会長兄弟の経営権紛争が起きた。この過程でロッテグループのクモの巣のような支配構造などが明らかになり、創業以来最大の危機を迎えたりもしたが、その後は二男の辛東彬現会長が経営権を強固にした。辛名誉会長は裁判所から限定後見人の指定を受けて過ごしていたが永眠した。

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    2020.01.20 09:30
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    2017年5月に辛名誉会長が役員社員らとともにソウル・松坡区のロッテワールドタワー展望台「ソウルスカイ」を視察している。[写真 ロッテホールディングス・21世紀ブックス]
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