「昨年の江陵線KTX脱線は不良施工が原因」…韓国政府が最終確認
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.25 16:01
昨年12月8日に発生した江陵(カンヌン)線KTX脱線事故は当初の工事に問題があったのが原因だという結論を政府が出した。当時、事故の原因は信号システムの問題と見なされていたが、施工過程に問題があったことが確認された。線路転換器が正常に稼働するかどうかを表示する信号ケーブル(回線)を逆に連結していたということだ。
国土交通部傘下の航空鉄道事故調査委員会はこうした事故調査内容の最終報告書作成(91枚分)を最近、完了した。報告書によると、事故は江陵駅を出発してソウル方向と江陵車両基地方向に分かれる線路付近で発生した。ソウル方向の線路転換器がまともに作動せず列車が脱線したのだ。