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【コラム】文大統領の「経験したことがない国」の終着地はどこなのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.19 09:57
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文在寅(ムン・ジェイン)時代は違う。違いは憲政軌道からの過激な離脱だ。それは歴代政権との単純な差別化ではない。「文大統領と権力インナーサークル」は大胆だ。彼らの国政設計は世の中を覆す。インナーサークルの中心は386世代の左派出身者だ。彼らの国家改造は運動圏的な実験だ。

文在寅政権は過去の進歩政権とも違う。金大中(キム・デジュン)大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は商売人論理に忠実だった。IMF通貨危機克服の時だ。金大中大統領の改革は市場経済の健全性を固めることだった。韓米FTA交渉の時だ。盧武鉉大統領は市場の開放と実用を叫んだ。

 
今は商売人の実事求是が押し出された。国家介入の左派経済原理が入った。古い社会主義政策が呼び戻された。反市場的な変種が勢力を伸ばす。所得主導成長は固守される。韓国経済は混乱と後退だ。民生の現場にはうっ憤がたまっている。企業家は挫折する。しかし文大統領の視点は意地だ。「我々の経済に前向きな変化が起きている」(16日の発言)。その言葉は経済秩序変更の執念だ。

金大中大統領と盧武鉉大統領は南北問題に執着した。その時、国家アイデンティティ管理に論争はあった。しかし守るべきことは守られた。文政権の対北朝鮮姿勢は違う。そこには卑屈があふれる。国のアイデンティティは傷だらけだ。そのような経済・南北状況は民心の不安と不吉さを広める。その場面は金大中・盧武鉉大統領の遺産に対する拒否であり脱線だ。

文政権が目指すところはどこなのか。文大統領の言葉の中に端緒はある。それは「一度も経験したことがない国づくり」だ。彼は「そのような国」の具体的な形状を示していない。正義・平等の語彙にとどまる。金炯オ(キム・ヒョンオ)元国会議長はその姿を「未知数政権」と指摘する。彼は「任期の半分が過ぎても文大統領が国をどこに導いていくのか指向・終着地が不明だ」。あいまいさは戦略的な厚かましさだ。それは左派的な厚顔黒心(腹黒)だ。

文政権の欲望は挑発的だ。その中に長期執権、権力掌握、体制変革の執念が絡んでいる。その実践はほとんど隠密に行われた。もうその作業は露出に変わった。チョ・グク(前法務長官)事態が分岐点だ。金秉準(キム・ビョンジュン)元韓国党非常対策委員長(盧武鉉政権の青瓦台政策室長)はこう看破する。「チョ・グク事態で正義・公正は偽善・貪欲としてばれた。すると文政権は仮面を脱ぎ捨てて全体主義に向かおうとういう意志を露骨に表している」。

そのような意志は国会で実感できる。連動型選挙法と高位公職者犯罪捜査処法は欲望実現の土台だ。「4+1(4つの群小政党+民主党)」協議体は公開的な野合だ。執権民主党の手法は巧妙な変則だ。左派政党と湖南(ホナム、全羅道)政党に権力の一部を分ける。それは人事(有利な選挙法)とお金(予算)だ。

「経験したことがない国づくり」は同時多発的だ。作業の出発は大衆の動員だ。舞台は直接民主主義と広場だ。敵と同志に分けるのは常套的だ。崔章集(チェ・ジャンジブ)高麗大名誉教授は「韓国の進歩派が理解する直接民主主義は全体主義と同じ政治体制」と述べた。敵がい心は悪性進化する。「政治的バンダリズム」も表出する。386執権勢力にとって保守の成就・記憶、歴史的人物は打破の対象だ。その中に李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・ジョンヒ)も入る。

統計指標の奇妙な歪曲は続く。雇用指標の我田引水式の解釈が相次ぐ。彼らは呪術の反復効果を信じる。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相と官僚はその先頭に立つ。多く国民はそのような場面で「魂のない公務員」のみすぼらしさを見る。規制は権力だ。それは秘蔵の統治武器だ。それで企業と人を圧迫・統制する。文政権の不動産対策は強硬だ。規制があふれる。税金徴収も総力だ。家1軒を持っても税金に追われる状況だ。税金の属性は抵抗だ。権力の税金爆撃に民心は怒りで対抗する。

文政権はそのような状況を相殺しようとする。無料福祉の心理を広める。現金福祉対象世帯が急速に増えている。それは国家介入経済とポピュリズムの結合だ。その意図の中に政府依存型社会づくりがある。しかし人間の心理は二重的だ。無料はよい。過度な税金には耐えられない。

国政のモンタージュが出回る。「一度も経験したことがない国」が描写された。多数の国民の作品だ。「文政権の人たち」の言葉と政策が捕捉された。モンタージュはその中から目撃と記憶、分析で作成された。その絵は衝撃的だ。国家介入経済、左派社会主義、歴史観払拭で満たされている。海外の視点も似ている。ブルームバーグ通信のコラムは「文在寅政権は社会主義者(Socialist)政府」と指摘した。

韓国人の学習能力は卓越している。光化門(クァンファムン)広場の経験は保守右派に闘争力を注入した。韓国現代史の作動要素は争奪と闘魂だ。産業化と民主化は闘争の産物だ。それは韓国人の足跡に刻まれている。大多数の国民は問うている。「一度も経験したことがない国の正体とは何か。終着地はどこなのか」。文大統領は答えなければいけない。

パク・ボギュン/中央日報論説委員/コラムニスト

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