「嫌韓ビジネス」が触発した『反日種族主義』症候群(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.02 10:27
日本出版界では『反日種族主義』ブームでについて「韓日関係が良かったなら絶対に売れなかった本」という分析がある。韓日葛藤が持続して、その原因を知りたいと思う読者がこの本を購入した。出版社担当者は「韓国人が一体なぜそんなに日本を嫌うのか気になっていたが、その疑問が解消されたという反応が多い」と話す。
韓国特派員の経験がある東京新聞の五味洋治編集委員は「日本では著者を嫌韓とはみなしていないので拒否感が少なく、韓国人が韓国人に関して書いた本なので一般の人々が軽い気持ちで読んだようだ。読者がすべて極右層ではない」と分析した。出版社によると、『反日種族主義』の読者は半分以上が50代以上の男性で、残りは30~40代の男性と女性全体がそれぞれ25%ずつ占める。