「李海珍・孫正義同盟」核心ポストにLINEのシン・ジュンホ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.19 12:04
ネイバーの李海珍(イ・ヘジン)グローバル投資責任者(GIO)兼LINE会長とソフトバンクの孫正義会長による韓日同盟が現実化した。韓日両国の最大インターネット企業のネイバーとソフトバンク子会社のZホールディングスは18日にLINEとZホールディングス間の経営統合に向けた基本合意書(MOU)を締結したと韓日両国でそれぞれ公示した。
両社は50対50の出資比率で合弁会社を新たに設立した後、この会社がZホールディングスの共同筆頭株主になるようにするという計画を出した。Zホールディングスは持ち株会社として傘下にLINEとヤフージャパンを収めることになる。年内に本契約を経て2020年10月までに統合手続きを完了するという目標だ。
両社はこれまで日本国内でモバイル決済などで広く知られたライバルだった。ところが協力を超えて血と肉を分け合う経営統合を約束したのだ。ネイバーが他の上場企業と組んで合弁内社を設立するのは今回が初めてだ。グローバルIT巨人であるグーグル、そしてアリババ、テンセント、バイドゥに代表される中国系IT企業の浮上に対抗し、不必要な競争を中断して日本市場から平定するというのが今回のMOUの短期目標だ。