【社説】「K-POPの国がなぜこんなに革新できないのか」というブルームバーグの嘆き
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.11 08:48
韓国は驚異的な国だ。世界を騒がせるK-POPは世界の青年の文化コードになった。韓国の化粧品も合わせて有名になった。韓国のITは半導体とスマートフォンで世界を席巻した。すべて韓国の魅力だ。こうした驚異的な国が外信の嘆きの対象に転落した。世界的経済専門メディアのブルームバーグは先週末、「K-POPの国がなぜ革新に失敗したか」(How Can the Land of K-Pop Fail to Innovate?)というコラムを掲載した。この記事には韓国に対する愛情とともに遺憾と嘆きがあふれている。
いったいどうしてこのように先端を走って輝く韓国が世界的革新の流れから遅れているかということだった。その上でいまの韓国の残念な境遇を一度振り返れとした。まず韓国にはアリババの巨大フィンテック企業アントフィナンシャルがないと指摘した。韓国にも企業価値10億ドル以上のユニコーンがいくつかあるが、中国の無数のユニコーンと比較すれば赤子にすぎない規模としながらだ。さらに残念なのは韓国の投資家が努力ばかりして成果は上げられないのと違い、経済力が韓国より大きく遅れているインドネシアでも大型スタートアップを生み出しているという現実だ。一言で韓国は米国や日本のような先進国は言うまでもなく、韓国が一時大きく先を進んでいた中国やインドネシアのような東南アジアの国より革新経済で遅れているという痛烈な指摘だ。