サムスン電子「スペースセルフィー」装備、米国の一般住宅の庭に「不時着」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.28 11:26
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米国の一般住宅の庭に落ちた「スペースセルフィー」装備。[フェイスブック キャプチャー]
サムスン電子が最近宇宙に打ち上げた「スペースセルフィー」の装備が米国の一般住宅の庭に不時着した。サムスン電子欧州法人は最近ギャラクシースマートフォン10周年を記念してギャラクシーS10・5Gを活用したスペースセルフィーキャンペーンを進めた。宇宙でのセルフィーを間接体験できるというのがこのキャンペーンの主要内容だ。
ミシガン州メリルに住むナンシー・ウェルキと夫のダンは26日午前、自宅の庭から騒音を聞いた。
ウェルキ夫妻が庭に出てみると近くの木に落下傘が引っかかっており、地面には「サムスンスペースセルフィー」と書かれた物体が落下傘につながった状態で落ちていた。物体にある箱の中にはカメラ2台とサムスンのスマートフォンが取り付けられていた。
彼らは後にサムスン電子関係者が来て装備を回収していったと伝えた。
サムスン電子はこの日声明を出し、「サムスン電子欧州法人のスペースセルフィーがきょう地球に戻った。米国で予定されていた着陸を進める途中に天候条件のため選択された農村地域で早期に軟着陸することになったもの」と明らかにした。
また「負傷者はなかった」とし、迷惑をかけかねなかったことには遺憾を示した。
スペースセルフィーはギャラクシーS10・5G2台をヘリウムガスを取り付けた器具に搭載して成層圏に出した後、抽選を通じて選ばれた顧客の写真を活用して宇宙で地球を背景に写真を撮ったように再撮影して提供するキャンペーンだ。