<Mr.ミリタリー>F-22の機動飛行と惨めな韓国軍需産業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.20 14:24
北核ミサイル危機が小康状態だ。ひとまず北朝鮮が息を殺している。北朝鮮の事情は分からないが、より大きな対決局面を控えて準備作業中と考えられる。トランプ米大統領も来月の韓日中訪問後に重大決心をするという見方がある。こうした中、韓米海軍は東海(トンヘ、日本名・日本海)で海上示威性格の大規模な連合訓練を実施し、京畿道城南(ソンナム)では米空軍の最先端戦闘機F-22が強力なパワーを誇示した。
18日、京畿道城南空軍基地の上空では米空軍の最新鋭戦闘機F-22ラプターが観客の視線を集めた。滑走路の北端からスタートしたF-22は離陸するやいなや垂直に飛行した。水平に高速飛行し、また垂直に上昇し、すぐに方向を横に変えた。風のため上下する凧のような動きだった。宇宙人の円盤のように見えたりもした。従来の戦闘機では真似できない空中機動だ。この戦闘機に搭載された推力偏向装置のおかげだ。推力偏向装置はエンジンから噴射される推力の方向を上下に自由に変える機能をする。