「日本、サムスンにこれではいけない…素材は共に成長する」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.16 11:36
先月、日本が半導体核心素材に対する輸出制限を始め、一部の専門家を中心に「次のターゲットは炭素繊維」という懸念が出ている。
炭素繊維は日本の東レ、HOYA、三菱レイヨンなどが世界市場シェア66%を占めるなど対日輸入依存度が高い。韓国が未来の産業として投資する水素経済の核心部品である水素タンクを炭素繊維で作るのも「日本の素材武器化」懸念が強まった理由だ。
しかし中央日報の取材の結果、炭素繊維はすでに「克日」の土台を確保したことが確認された。輸入依存度が高かったのはグローバル供給網による選択であり、代替材を使用する場合は認証などに時間がかかるが、十分に国産化が可能というのが専門家の分析だ。燃料電池車「ネクソ(NEXO)」に東レの炭素繊維で作った水素タンクを使用する現代自動車も「すでに国産代替品研究が終わった状態であり、日本が供給を中断しても大きな問題はない」と述べた。