「金正恩の金剛山清算、南北関係か韓米同盟か選択しろということ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.24 11:33
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が1998年以降南北協力の象徴だった金剛山(クムガンサン)観光を清算すると宣言したことは韓国政府に向け「南北関係か韓米同盟かの選択を強要したもの」という分析が出てきた。米ホワイトハウスと国務省は2日にわたり公式反応をしていない中、エバンズ・リビア元国務副次官補(アジア太平洋担当)は「金正恩が韓米関係を離間させ、ソウルが北朝鮮との関係改善と米国との関係の間で選択しろと強要したもの」と話した。
リビア元副次官補は23日、中央日報に対し、金剛山から現代峨山(ヒョンデ・アサン)の施設撤去と独自の観光開発を宣言した意味について、「金正恩が韓国に対し北朝鮮に対するアプローチ法を変えるよう追加で圧迫したもの」としながらこのように話した。