<W杯サッカー>異様な平壌南北戦、中継も観客もゴールもなく終了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.16 08:18
多段階テキスト中継、セルフ無観客試合、引き分け。29年ぶりに平壌(ピョンヤン)で開催された男子サッカー代表の南北戦は後味の悪さを残した。実際、BBCは15日、「北朝鮮vs韓国。世界で最も奇妙なダービーに招待します」と試合を予告した。その言葉通り異様な試合をした。「21世紀にサッカーを文字で見た」「笑えない世紀のコメディー」という反応が続いた。
韓国は15日、北朝鮮平壌の金日成(キム・イルソン)競技場で行われた2022年カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選H組第3戦で北朝鮮と0-0で引き分けた。北朝鮮側の非協力でこの日の試合は南側の取材陣と応援団はもちろん、テレビの生中継もなく進行された。国内サッカーファンはアジアサッカー連盟(AFC)ホームページのテキスト中継に注目した。交代・警告などを含めてわずか9行だった。