韓経:青瓦台「景気良くなる」我田引水式統計解釈…誤った処方ばかり乱発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.10 11:39
韓国経済に対する韓国政府の過度な楽観論が経済の不確実性を拡大しているという批判が大きくなっている。現在の経済状況に対する誤診と見通しに対する誤判が誤った処方につながり民間の経済活力をさらに落としていると指摘される。
企画財政部と統計庁などが9日に明らかにしたところによると、韓国政府が7月に発表した今年の主要経済指標修正見通しと実際の指標の乖離は相当なことがわかった。政府がマイナス4.0%と推定した今年の設備投資増加率は統計庁設備投資指数基準で8月まででマイナス11.8%と予想値を大きく下回った。輸出増加率もマイナス5.0%の見通しに対し実際には1~9月でマイナス9.8%とはるかに悪かった。今年0.9%と予想した消費者物価上昇率は9月までで0.4%にとどまった。