韓経:韓国の工場稼動率、金融危機水準に急落…為替相場まで「非常事態」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.01 10:35
1-3月期の製造業稼動率が71.9%を記録した。金融危機直後の2009年1-3月期から10年来の最低水準だ。景気状況を示す同行指数と先行指数は過去最長となる10カ月連続の下落となった。3月は生産・消費・投資が増加したが反動効果にともなう「瞬間的な増加」という分析が出ている。
◇生産・投資沈滞いつまで
統計庁が先月30日に発表した「3月の産業活動動向」を見ると、3月の生産・消費・投資は前月比でいずれも増加した。全産業生産と小売り販売はそれぞれ1.1%と3.3%増え、2月に10.2%急減した設備投資も10.0%の増加に転じた。統計庁のキム・ボギョン産業動向課長は「2月の指標があまりにも良くなかったのにともなう反動効果。2月の減少幅を回復するほど増加したものではない」と評価した。