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イスラエル「ナイフは背の後ろにある」…シリア米軍撤収、韓国は他人事ではない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.10 10:51
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ドナルド・トランプ大統領のシリア米軍撤収宣言(別名「クルド軍撤収」)による影響が続いている。これまで米国に頼っていた国々では「クルドの次は誰か」という不安が広がっている。韓国専門家の間にも「他人事ではない」という懸念が広がっている。トランプ大統領はこれに先立ち今月7日(現地時間)、ツイッターを通じて「これまでお金を多く使いすぎた」とし、シリア米軍撤収を発表した。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は8日、トランプ大統領のクルド軍撤収決定にイスラエルが緊張していると報じた。トランプ大統領が国家的利益のために簡単にクルドを裏切ったように、いつでもイスラエルに対する支持を撤回しかねないという不安が襲っているということだ。

 
イスラエルは中東で親イスラエル的な立場を取ってきた米国をバックにイランと対立している。イランの核開発に正面から対抗し、イランがレバノンをはじめとするシリア・イラク・イエメンなどに影響力を広げようとするときにその先鋒に立って牽制(けんせい)してきた。しかし、最近トランプ大統領が米国の「イスラム国(IS)」に対する掃討作戦で共に血を流したクルドに対する信頼を裏切りながらイスラエルも悩みが深くなった。

韓国とサウジアラビア、北大西洋条約機構(NATO)などは米国と公式防衛条約を結んでいる。ところがイスラエルはクルドとともに米国と公式的な同盟条約を結んでいなかった。これに対し、イスラエルのコラムニストのShimon Shiffer氏はイスラエル最大の日刊紙「イェディオト・アハロノト」の寄稿文で「今やナイフはわれわれの背の後ろにある」とし「結果は明確だ。トランプはこれ以上、イスラエルが信頼するに値する対象ではない」と主張した。ドア・ゴールド元国連イスラエル大使も、NYTのインタビューで「今日は私がクルドかもしれない」として緊張感を吐露した。

海外の専門家からもトランプ大統領の今回の決定が同盟国の不安を増幅させたという懸念が提起された。ジョン・サイファー元中央情報局(CIA)要員は、ビジネス・技術専門サイト「ビジネスインサイダー」のインタビューで「甚だしくは血盟で結ばれた同盟国であっても米国を信じてはいけないということを示した事例」と批判した。

クルド族はシリアに拠点を置く極端テロ組織ISに対する米国の大々的な掃討作戦の成功を助けた主人公だ。クルド族がIS掃討作戦過程で失った隊員は1万1000人余りと推定される。ところがこの地域で安全弁役を果たした米軍が撤収すれば、トルコがクルド族の掃討作戦に出てクルド族が危機を迎える。

トランプ大統領の今回の決定は「アメリカファースト」と呼ばれる外交的孤立主義に基づいている。トランプ大統領が貿易不均衡、防衛費分担金問題などを掲げて「アメリカファースト」のものさしを突きつけたのが韓国だ。

京畿(キョンギ)大学政治専門大学院のキム・ギホ教授は「クルド軍撤収は対岸の火を見るように対応するべき問題ではない」とし「それでなくてもトランプが地域安保から手を引いているのに、北朝鮮問題をめぐり韓米の速度と歩幅が乱れている状況で韓国からも軍を撤収させる可能性を排除することはできない」と話した。峨山(アサン)政策研究院の申範チョル(シン・ボムチョル)安保統一センター長は「今回の撤収決定は北朝鮮に非常に危険なメッセージを与えた」とし「米国が過去のように地域問題に介入しないでいるため、北朝鮮がここを耐えれば在韓米軍撤収は可能だという誤った判断をする根拠を与えた」と話した。

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