【時視各角】トランプ大統領のノーベル賞への欲が怖い
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.01 11:29
周囲から見ると見込みはないが、本人は可能だと信じる場合が少なくない。信じたいことを信じるからだ。トランプ米大統領が10日に発表されるノーベル平和賞を自分が受けるべきだと信じるのもこのようなケースといえる。その間、トランプ大統領は「審査さえ正しくしていればノーベル賞をすでに受けているはず」と不満を表してきた。
トランプ大統領の主張も的外れではない。リンゼイ・グラハム米上院議員、ボリス・ジョンソン英首相、文在寅(ムン・ジェイン)大統領、トランプ大統領に冷笑的なジミー・カーター元大統領まで、数人の人物が「北朝鮮の核問題を完全に解決すればトランプ大統領にはノーベル賞の資格がある」と明らかにした。したがって自惚れやすいトランプ大統領がノーベル賞を夢見るのも無理はない。