「トランプ、ノーベル賞のために在韓米軍撤収決めないか心配」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.25 09:53
2018年初めから息詰まるように進んできた韓半島(朝鮮半島)平和プロセスが重大な岐路に立った。金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が対話を通じた解決期間に釘を刺した今年末が目前に近づいたのに非核化と緊張緩和は足踏みが続いている理由だ。その上来年の米国大統領選挙が近づいているのも変数だ。再選を狙うトランプ米大統領が政治功績誇示次元から米本土に対する核脅威は消えたとして北朝鮮の完全な非核化を度外視する危険もある。それだけでなくトランプ大統領は駐留費用を問題にして在韓米軍を完全に引き揚げるかもしれない。果たして米ワシントン政界はこれをどう思うだろうか。こうした「混沌の時代」にワシントン政界のオピニオンリーダーであるジョン・ハムレ戦略国際問題研究所(CSIS)所長がチェ・ジョンヒョン学術院の招きで韓国に来た。24日午前に特別講義、午後に中央日報とのインタビューを通じて韓半島の状況、特に韓米同盟に関連したハムレ所長の診断を聞いた。
――23日の韓米首脳会談をどのように見るか