最強台風19号が接近…韓半島襲えば歴代最多8個に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.07 07:04
台風19号「ハギビス(Hagibis)」が6日に発生して韓半島(朝鮮半島)に接近している。台風19号は今年発生した台風のうちで最も強力な台風になると予想されている。
韓国気象庁によると、台風19号はこの日午前3時ごろ、太平洋グアム東1450キロメートル付近の海上で発生した。台風19号「ハギビス」はフィリピンが提出した名前で「素早い」を意味する。この日午後3時現在の台風は、グアム東約1050キロメートル付近の海上で時速36キロメートルの速さで西に向かって移動している。中心気圧990ヘクトパスカル、中心付近の風速は秒速24メートル(時速86キロメートル)、強風の半径は200キロメートルの小型級台風だが、勢力を急速に発達させている。
台風は西進と北西進を繰り返しながら11日午後には沖縄の東南東410キロメートル付近の海上まで進出するだろうと気象庁はみている。このころになると台風の中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の風速は秒速51メートル(時速184キロメートル)、強風の半径430メートルの非常に強い中型台風に発達する見込みだ。台風はその後、週の中ごろから後半に沖縄付近まで進んだ後、北東に方向を変えて九州方面に移動する可能性が高い。気象庁のユン・ギハン通報官(気象予報士に相当)は「海水面の温度が29~30度と高く、上下層の間に風の差がないなど、台風が発達しやすい条件を備えた海域を長い間通過しながら、台風が非常に強く急速に発達する」とし「今年に入って発生した台風の中で最も強く、規模も最も大きいものに発達する可能性が高い」と話した。