【社説】北朝鮮のSLBM挑発…楽観論に浸っている時ではない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.03 16:07
北朝鮮が昨日朝、東海(トンヘ、日本名・日本海)上で潜水艦弾道ミサイル(SLBM)と推定されるミサイル挑発を敢行した。韓国軍合同参謀本部が明らかにした弾着距離は450キロだが、高角でなく正常角度で発射したとすれば射程距離は2000キロ程度になると分析される。SLBMは隠密に移動しながら発射できるという点で地上ミサイルとは比較にならない脅威だ。
米国と実務協議をすると公表した翌日に敢行された今回の挑発は交渉の見通しを曇らせる。北朝鮮が交渉でやすやすと譲歩することはあり得ず、米国が「新しい計算法」を出さなければいつでも局面を壊すことができると圧力を加えた格好であるからだ。