米国、「韓米防衛費、年末までに結論」…米大統領選前に協定満了するのは韓国だけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.25 10:30
韓国が米国の防衛費分担金「モデルケース」にちょうどひっかかる格好になった。ホワイトハウスは23日午後(現地時間)、韓米首脳会談の結果を伝える声明で「両首脳は同盟を強化できる方案を話し合った。ここには2019年末までに新たな防衛費分担協定の早期の結論を出し、(同盟を強化する)方案が含まれた」と釘をさした。この日(日本時間24日)、ソウルで始まった今年の防衛費分担金協定を年末まで終わらせるという予告だ。年末までわずか3カ月余りしか残っておらず、期限内の妥結が不透明なのにホワイトハウスは期間を説明した。この内容は青瓦台発表にはなかった。
ホワイトハウスの「年内完了」宣言にはドナルド・トランプ大統領の再選成功という米国内の政治が根底にある。本格的な大統領選挙レースの幕が上がる来年の年頭前までに韓国の防衛費分担金を大幅に引き上げてトランプ大統領の国政スローガンである「アメリカファースト」の業績として前に出そうとする腹積もりだとみられる。