北朝鮮の公開処刑地323カ所見つけた…銃殺参観最前列は小学生
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.11 08:09
北朝鮮政権の公開処刑場所と遺体埋葬地情報を入れた地図が公開された。非営利団体である転換期正義ワーキンググループ(TJWG)が10日に発表した「殺害された人たちのためのマッピング:北朝鮮政権の処刑と埋葬」と題した報告書でだ。中央日報が事前入手した報告書によると、転換期正義ワーキンググループは4年間に601人の脱北者を調査した結果に基づき318件の公開処刑地の座標を確保した。公開処刑対象者の10歳未満の子どもも強制的に参観させたという陳述も出てきた。今回の調査で最年少公開処刑参観者の年齢は当時7歳だった。
転換期正義ワーキンググループは脱北者の陳述の中でも信頼度が高く位置座標まで具体的に確保可能な情報を選んで323件を抽出した。転換期正義ワーキンググループ関係者は「1度に10人以上が公開処刑されたケースも19件に達する」と話した。この結果によると、公開処刑場所は咸鏡道(ハムギョンド)に200カ所、両江道(ヤンガンド)に67カ所、平安南道(ピョンアンナムド)に20カ所、咸鏡南道(ハムギョンナムド)に11カ所、黄海北道(ファンヘブクド)に6カ所、慈江道(チャガンド)に5カ所、江原道(カンウォンド)に5カ所、平壌(ピョンヤン)に4カ所、平安北道(ピョンアンブクド)に4カ所、黄海南道(ファンヘナムド)に1カ所の順で多かった。