ブッシュ元米大統領「国益のために献身した盧武鉉元大統領…記念碑的韓米FTA締結」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.24 08:37
ジョージ・W・ブッシュ元米国大統領が23日、慶南金海(キョンナム・キムヘ)の烽下(ボンハ)村で開かれた盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領10周忌追悼式に参加した。盧元大統領とブッシュ元大統領は在任中に8回会談した。異なる国益、異なる観点から韓米自由貿易協定(FTA)とイラク派兵、北核問題をテーブルの上にのせて駆け引きをした関係だ。
ブッシュ元大統領は盧元大統領の夫人、権良淑(クォン・ヤンスク)氏、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の夫人、金正淑(キム・ジョンスク)氏と並んで追悼式に入場した後、金正淑夫人の左側に位置した。追悼の辞でブッシュ元大統領は「盧武鉉元大統領は国益のためにすべてのことを辞さなかった」として「私どもの間に意見の違いはあったが、あの違いが韓米同盟の重要性、共同の価値に優先するものではなかった」と明らかにした。韓米FTAについては「記念碑的な新たな協定を交渉・締結した」と評価した。引き続き「韓国の人権に対する盧武鉉元大統領のビジョンが国境を越えて北朝鮮にまで伝えられることを心より願う」と話した。