【コラム】文在寅政権発の韓日関係破綻の恐怖(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.22 07:49
緻密な日本は米国の歓心を買うことにも卓越している。安倍首相は今週ワシントンを訪問し、トランプ大統領夫人のメラニア氏の49回目の誕生日を祝い、トランプ大統領とゴルフも一緒にする。トランプ大統領も5月の新天皇即位式に出席し、6月にはG20首脳会議出席のためにまた日本に行く。トランプ大統領の訪韓の話はなく、日本とのシャトル首脳会談は2011年以降8年間も稼働していない。駐韓外交官は「両国関係が良くなければ北朝鮮や中国に使うべきエネルギーが弱まる」と懸念を表した。これほどになれば政府が非常灯をつけるべきではないだろうか。
1998年の金大中(キム・デジュン)-小渕宣言は韓日関係の輝かしい典範だ。過去に対する日本の反省と謝罪が込められた最初の公式合意文書であり、韓国も金融・投資・技術移転など日本の対韓国経済支援の寄与を認めた。過去を直視して未来に進もうと叫んだのだ。