韓経:サムスンとハイニックスの業績悪化で…半導体・ディスプレー部品メーカーも打撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 08:42
サムスン電子が「1-3月期の業績悪化は予想より深刻だろう」として「事前警告」に出ると、韓国の半導体・ディスプレー部品業界にも暗雲が立ち込めている。一部ではサムスン電子とSKハイニックスの投資が遅れ不況の谷間がさらに深まらないかとの懸念が出ている。
金融情報業者Fnガイドが26日に明らかにしたところによると、半導体・ディスプレー生産装備会社のウォンイクIPSの1-3月期営業利益は100億ウォンで、前年同期の221億ウォンより54.5%急減すると予想された。この会社はサムスン電子とSKハイニックスを主要顧客としている。半導体企業が需要不振を懸念して投資規模を縮小し業績悪化は避けられなくなった。ハナ金融投資のキム・ギョンミン研究員は、「ウォンイクIPSの1-3月期営業利益は損益分岐点水準である5億ウォンにとどまるだろう」と予想をさらに低くした。